Bullying

ギエン

第1話


昔は簡単にケータイでHPが作成できた。


HTMLタグを使って

文字の色や大きさを変えたり


画像を貼りつけたり


BBSでのやり取りをしたり


様々な人との交流が深められる場所でもあった。



そんなSNSにどっぷりのめり込み、リアルでの友達はあまりいなかった。


年上と絡めるだけで、私は嬉しかった。

一歩、大人になれた気分だった。


それが仇となったとは思わなかったんだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る