第65話
そうだな?
元から―
〝同類なんだから……!〟
「…アキラ……」
意識を混濁させている哲を、希望は冷徹に静観し続けている……
「僕には、分かるよ…
君も、同化しようとしてるんだね……?」
「俺は…
間違ってない……!」
「うん…
間違ってない……!」
「の…ぞ、むっ……!」
俺は…
君が、欲しい……!
〝僕と
……ああ……!
「……サンザシ……」
「うん…君と、僕の花……!」
「…『ただ、ひとつの…こい』……!」
俺も、この花と…君の名前を、
そして、君を―
「抱きたい……!」
哲の呟き…
「…あ…!?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。