第62話

 君を眠らせてる間に…

 催淫剤を使った」


「な!?」


「食事にも混ぜた…


 この薬には、習慣性が有って…

 使う程、エロくなるんだ……


 でも、過ぎると毀れちゃうから…

 数日で、止めた」


「え゙…?(汗)」


「…ふっ…アキラは、素で…ああだったのさ?


 だから、君との賭けは…僕の勝ち……!」


「……!」


 …何て事だ……!


 結局、俺は…ノゾムに、堕ちたのか……?


 俺、が……!?


 哲は、激しい眩暈めまいを覚えた―


〝やっと…手が届いたよ……君に〟


〝僕に取って、君は特別…

 僕が愛せるのは、君だけさ…〟


〝君だって、何れ…

 僕と同じになる……〟


〝君は、僕の物……〟

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