第48話
矢張、ぞっとしない…哲は、改めて股間に目を落とし、小さな溜息を一つ
「此処…見えないんだけど……?(困惑)」
「ふ…見たいの?
見せて上げる……」
希望は、
「ほら…
綺麗でしょ?」
〝HOPE〟
正に刻まれた、希望の名前…「
「花…
これって、山査子か……?」
「……当たり。
この花は、僕で…
君でもあるんだ……」
「えッ…?」
「…山査子はね、もっと素敵な花言葉を持ってるんだよ……
『唯一つの、恋』……!」
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