第32話

 侍郎仕様の貞操帯を装着している、寝台ベッドの上の玉紀…


 既に、彼の記憶は混濁し…


 その人格はほぼ、崩壊しつつあった……


「フフフ…

 肉体からだは正直だね?


 君は、望んでいたんだよ…

 しつけてくれる、御主人様をね☆」


「う…

 うんっ……


 ボクを、もっと…


 イケナイコに、してェーッ!!」


 遂に、玉紀の自我は消滅した。


 侍郎は、彼を押し倒し…


 貞操帯を剥ぎ取った……。

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