第10話
侍郎の期待に応え得る快感を、己の潜在意識下に摺り込まれて行く、夏生―
ギ…
「あァッ…
んッあァ―…ッ!?」
何度目かの絶頂で、彼は果てた。
次に目覚めた時には、屹度…
侍郎の望み通りの、完璧な「ペット」に、「矯正」されている筈だ……
侍郎は愉悦の
「夏生君は、意識を取り戻しましたが…
部分健忘―
所謂、記憶の一部を、喪失して仕舞いまして…
目下の所、精神療養中なのです……」
「…そう…ですか……」
「彼への今後のケアも含め…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。