第7話

 親父―いや、所長が…オマエは、イイ金蔓かねづるになると踏んだからには…

 逃れられねぇのさ……」


「………」


「……はらを据えたみてぇだな……?


 先に、云っとく…

 俺は、黒羽包仁……


 一応、オマエの…

 マネージャーだ」


「…はい……」



 「サンライズ・スタッフ・プロモーション」―通称「SSP」は、表向おもてむきは、一廉ひとかどの芸能事務所の体(テイ)を成していたが…


枕営業マクラの相手、選べる肉体からだかよ、このヨゴレ便器がァッ!?」

「イヤ!?

 イヤなのよぉっ…イヤーッ!!」

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