第100話

 ピアノ野郎から、ピアノだけじゃなくて…

 弟も奪うトコ迄、計算ずく?」


「黙れ―」


「てか~そもそもアンタが、一番欲しかったのは―」


「黙れッ!?」


「!

 ……ヘッ……


 とにかく…

 そこ迄、アンタが企んでたんなら…もう少し、上乗せしてくれてもいいだろ?」


「……分かった……!」


「サンキュー!

 天降グループの御曹司様は、話が分かるぜ☆」


 ピッ。


「……!」

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