第51話
女児を一人連れた若い妊婦が、心配そうな
「ママ!
ここ!ここ!」
巫琴の隣に座って躁ぐ、一人の男児…
妊婦は、彼に真顔で云った。
「
お隣の、お姉さん達に、ちゃんと謝りなさい」
「!」
男児は、巫琴と理律夫を見て…椅子から下りて、頭を下げた。
「ぶつかって…
いす、グラグラさせて…
ごめんなさい……」
「…!」「……」
巫琴は、理律夫と微笑い合い…男児に優しく、声を掛けた。
「いい子ね…?
小母さんは、元気だから…気にしないで?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。