第24話 【MOVIE5】立ちシ●ン、下から見るか上から見るか?
――気づいたら、自宅のトイレに居た。
俺、マーキュリーのビルに泊まってたはずなのに何でだ?
まぁいい、とっとと済まs――って!
────ピクッ
「あっぶねえ! このパターンは完全におもらしする時のソレじゃんか。」
……気づいてよかった。黒歴史を生産するとこだったわ。
時計を見ると、丑三つ時。完全に深夜だ。
――現実のトイレへと俺は向かった。
ちょっと歩いて、トイレの角前までたどり着いたその瞬間。
ドッ
誰かに、ぶつかった。
「ごめん」と言って手を伸ばす俺。
そこに居たのは──
150cmぐらいの背丈。
髪は下ろして、すっぴんだった。
昼間の印象と随分違って、驚きだったが特徴的なまろ眉で誰だかすぐ分かった。
「う、うちは、夜のお仕事で勤務してるもので……!」
その歳でやったら犯罪だよ!
「いや、キヌエじゃん」
「なっ!? なんでうちってわかったんっ!? もう……やだっ」
そう言うと、キヌエは両手を顔の上にあてて隠した。
「眉かな。あと声」
「眉毛剃って、裏声で話せばよかったぁっ」
「そんなん居たら……不審者だよ」
指の隙間を開いて、キヌエの瞳がひょっこり顔を出す。
「……そ、その、わr……うちのこと、軽蔑したか?」
「えっ、なんで?」
「だって、その、わr……う、うちは、だるまになると顔面もだるまになるから……」
『シンデレラの魔法』ってのはこれのことか。
「全然、だるまとかそんなんじゃないと思うけど……」
「そーいうお世辞いらないっ! しょーじきにはなせ」
お世辞じゃないんだけどなぁ。つーか、はやくお○っこしてー。
「正直に言ってる。むしろ、かわいいと思うよ」
おしっこしたい。おしっこしたい。
「か、かわいい!? うち、この姿でかわいいって言われたこと無いから……お世辞でもそう言ってくれて、うち、うれs――」
もしかして、昼間のプールで『我は
「お世辞とかじゃなく、ホントに。 手を顔にあてて、照れ隠したり、指の間から眼だしたりして、そういう仕草がかわいいと思うよ! じゃ!」
おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。
がしっ
「そ、その……ゆ、結人。 『かわいい』って言ってほしい」
「かわいい、んじゃ!」
おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。おしっこしたい。
――がしっ
「あと10回、言ってほしい」
・・・なん・・・だと・・・。
「かわいい、かわいい、かわいい、かわいい、かわi……」
――うっ
我慢の限界になった俺は両手でち○こを抑えた。
「おしっこしたい。おしっこしたい……! おしっこしたい! おしっこしたい!! おしっこしたい!!!」
「お、おっしこ!? う、うち……そ、そういうのは……」
「頼むキヌエ! おしっこさせてくれ!!!!!」
「……えっ、えっ、ええっ!?」
「わりい! 俺もう我慢できねえ!」
「ゆ、結人がど、どうしても飲mと――」
ばんっ
――シャーッ
いつか鉄は錆びるだろう。
――――――――――――――――――――
あとがき
ワンポイント秘話
キ(すっぴんモード)「結人はそ、そういうプレイが好きなのか!? わr……じゃなくて、うち、頑張ってみるから......」
結「なんか変な勘違いしてるぞ!!」
「キヌエのすっぴんかわいい」「立ちシ◯ンもヤバすぎ」「読者もゴニョゴニョしたい!」
と思った方は、フォロー、★評価をよろしくお願いします。
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まだ押してないよ! めんどいんだよ!
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