第7話

 彼女は、彼の眼前で…

 このけだもの供に、輪姦されて行った……。


わりいな?童貞…


 先に、ゴチになったぜ♪」


「な…!?」


 生気を失った仄香の白い裸体が、紅い血にまみれ…

 鬼畜供の体液によごされて、棄てられた人形の様に転がっている……


 その姿を認めた、瞬間―


 実の頭の中は、真白まっしろになった。


 再び、気付いた時には―


 暴走族の一人が向けたであろうナイフを、己が奪い…

 その男の下腹部に、深々と突き立てていた……。


「…椎…名、くん…?」


「あ…

 あ…


 あ―…ッ!?」

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