第14話

 花奈の最後の叫びも又、虚しく響くだけ…


 浩生は、再び歩き出し―


 鉄格子と金網に囲まれた、檻の様な舎房へと消えた……。


「ヤツは、『セクサイボーグ』として、生まれ変わったのだ。


 調教が済めば…

 一緒にしてやる!」


「ああっ…!」


 残酷な現実と、非日常の恐怖…


 余り有る驚愕と衝撃に、花奈は到頭、気を失った。


 そして、彼女も又―浩生と同じ工程を辿ったのである……。

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