第7話

「一緒に、施術を行う。


 『反射交信回路』を使おう…

 『テスト』には、丁度いい……」


「御意!」


 参事官の即断に、施術技師は即答した。


「サイバー手術、開始!」



「…卵と精子は、細胞レベルに至る迄、万全に保管済です…」

「よし…生殖機能は、除去する…!

 ASCPは、激務だ…

 業務に支障をきたすなど、もってのほかだからな?」

「はい!」


「眼も、ナノシステム・アイに置換されましたから…もう、眼鏡これは要りませんね?」

「マイクロファイバーの、毛髪を移植…

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