第13話

「やっぱ、不良（ワル）はダメだって。

　受け入れてくんねーし？


　保護観察（ホゴカン）、パーなんだろ？

　覚悟したぜ？少年院（ネンショウ）行き…


　なぁ、頑張るからさぁ…

　分かって欲しいよ、俺の気持ち…？」


「………

　『反省文』だ。


　いいか？

　ちゃんと書け……


　貴様の処遇決定は…

　その後（あと）だ……」


「へ～い♪」



「自分は、全然悪くない…

　社会が、全部悪い…


　だから『少年院送致』で、何とか負けてくれ…？

　何て、フザケたガキだ…!?」


「18かそこらの、女の子の家に居座って…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る