第38話
「おっと…猫の鈴(照)」
ネックストラップ付の、携帯端末…彼は、それを己の首に引っ掛け―何時もの様に、伽那子に云った。
「俺をちゃんと、呼んでくれねーと…
逃げちまうからな?(笑)」
端末に貼られた、家族のプリクラ…彼女は笑顔で、佳一に応えた。
「はいはい♪
『御疲れ様…
愛してるわ*』
…でしょ?」
「そうそう(頷)。
俺が、帰ったら…
オマエを、眠らせねーぞ?」
再び、伽那子は笑う…佳一も満足気に笑って、頷いた。
「よしよし。
じゃ…
行ってくるぜ☆」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。