第31話

 一寸、慌ててたから―あ゙ァッ!?(愕)」


「?」


「鍵…掛け忘れた…!!(爆)」


 漸く、伽那子も気付いた……。


「おうちのカギ、もってるのに?


 でも、ヘーキだよ!

 おとうさん、いるし♪」


「玄関じゃ、なくって!?(焦)


 平気ぢゃないの!?(汗)」


「…?(汗)」


 ザ―……


 伽那子の大失態を嘲笑うかの様に、激しい雨が降り出す…


 彼女は歎息し―吹っ切った風に云った。


「ま…もう、いっか?


 赦して上げる……」


 あの男性ひとも…悪いひとじゃなかったから……。


「?」七菜は、不思議顔…

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