そして…家族に
第29話
「…あ~…甘いモン喰うと、シャキッとするぜ☆
御馳走さん♪」
「御粗末様…?」
伽那子と佳一は―佳一の作業工房のドアから、部屋続きの応接間で―珈琲と菓子を楽しんだ。
佳一は工房に戻り、伽那子は後片付けをし掛けて、ハッとなった。
「時間!?
勘違いしてた…
七菜、迎えに行かなきゃ!!(焦)」
伽那子は、玄関の鍵だけを手にして、大慌てで出て行った―工房のドアを、開けた儘で……。
「…おーい…?(小声)
逃げちまうぞー…?(囁)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。