第44話

 オレオレ!?

 『ナッシー』♪

 少年院ネンショウで一緒だった―


 なんて、言っちゃマズかったか?(冷汗)」


「いいえ…

 唯……


 すみません…

 記憶を失くしてしまって……」


 純哉は深謝し、ホストコンピューター対応のシステムプログラムを、インストールし始める……


「信じられん…

 アンタみたいにデキる色男が、ウチのバカ息子と?(脂汗)


 磯ちゃんは、もう立派な親父さんなのに…

 キサマと来たら……(溜息)」


「~の、オヤジは…!?(憤)


 じゃ…オマエ、ムコ殿か?」


「はい…妻が、一人娘だったので……」

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