第2話

「あなた……」

「お父さん……」


「…何なら、そのハキダメ小町…


 好きにしていいか?」


「ひッ!?」「!」「!!」


「クックックッ…

 冗談だぜ。冗談♪


 これでも俺は、やさしい男だからなァ~?

 とりま、ソコのレジの中身だけ…貰ってくわ(嘆息)」


「………はぁ……(汗)」

「………」

「………!」


 「激安食堂」の名前通り、如何にもチープな店内…


 Tシャツに前掛を着て、バンダナを巻いた店主が、レジスターを開けた。


「フン…少ねっ!(呆)」

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