第56話

 ホントの快感は、覚えられないよ?


 ほらほら…どう…?」


「あァッ、あ!?」


「フフフ…

 ウブな、おぼっちゃまくん☆


 ほら…

 言ってみなって?」


「う…


 な…

 なめろッ…!?」


「そうそう♪


 ちゃんと、おとこらしく構えてれば…


 足なんか、関係なく…

 女は抱かれるんだよ…?」


「はぁ…はぁ…くッ…!?」


 量大は、実家に戻され―父が勧める儘、「ヘルパー」に…性の手解てほどきを、受けていた。


 彼女等は、否応無く前戯に入るなり―彼の意思とは関係無しに―彼の本能を、刺激して止まぬ…

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