第36話
ホント、我儘で…
御免……(恐縮)」
「量大くん……」
量大の優しい、心遣い…
その切なさと
そんな愛しい量大の言葉に、小雪は応えを返していた―
「私達、友達じゃない?」
「…そうだね…?」
量大も、小雪に頷いて見せた。
小雪は、にっこりと笑って―何時もの様に、戯けて言った。
「だから、ランチは…奢って頂戴ね*」
彼女の言葉に、彼は声を立てて笑った。
「ハハハ…
了解です…☆
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