あの日…あの時が来る前の、情景

第9話

「矢っぱ、オンナはセミロングだろ~?

 腕に引き寄せて、髪のイイ匂い嗅ぐとか…


 ベッドで首抱く時…エロくてくね?」


「ギャハハハハハハー!?

 妄想、乙~!」


「俺は、何でもいい!!

 もう、死ぬ程ヤりてーんだよ!?


 …~電源も切るなんて、キツいじゃん?

 シカトすんなよ、ロコ~……(泣)」


「…~あいつ等、又…(怒)」


「小雪~…?(汗)」

めときなさいよ~?(怯)」


 凡そ十年前―


 高校一年生だった小雪は、生真面目で潔癖にして、怖い物知らず…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る