第12話
「………」
「ハイ、おしまい。
ホラ…アタシの話、退屈でしょー?(笑)
アナタのコトでも…少し話してみたら?」
「……」
相変わらずの硬い表情で、押し黙る奏逸朗…
しかし彼は、意を決した風に、スッと
「僕…コントラバス、弾いてます…!
コンサート…聴きに来て下さいっ…!
よかったら…(恥)」
「…クラシック…?」
花音は、封筒を開けた―
〝JBM交響楽団
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。