第3話

「フ…ばぁ~か?名義借りただけ!サラ金でソッコー、キャッシング♪


 だから遊びは、おしまいさ!ザマーミロってんだ!バイバイ♪」


「僕だけならいい!でも―母親おやに借金させるなんて、許せない!!」


 少年は、初めて怒りの表情を見せた。少女は、煙草を吹かしながら、鼻で笑った。


「…イボガエルとヤってやったんだ!?安いモンだろ?50万位……」


「酷いよ!?君だけは…信じてたのに!?信じてたのに!?」


「ちょ…ウザイよ!?」

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