狼さんのイヌ？！

私の両親と、疾風の両親は、

同じ日に結婚して、隣にわざわざ家作っちゃうくらい仲がいい。

そんな間に産まれた私たちは赤ちゃんの時から当然、一緒に育ってきた。

そして、去年。

中学三年生の頃付き合い始めたんだ。

その頃、初恋も知らなかった私は、“彼氏”なんて…なんだか恥ずかしくて、親には内緒にしておきたかったんだけど…

疾風はそんなのお構いなしに、

簡単にばらしてしまった。

それからが大変なんだ。

私のママがはりきっちゃって、

結婚式はいつにする？

式場は？

なーんて…

いつの話ですか？！みたいなウキウキっぷり。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい