第3話


ビルの2階にある事務所ヘ向かう


…ん〜?なんか、身が軽い気がする

最近、腰が痛かったのが嘘のように

軽やかに階段を登った。


と、…あれ?

ドアノブが……とどかない、、


手を伸ばしても、伸ばしても

全然、とどかん!!…どーなっとるんだ?


「みぞし!!…おい!溝島みぞしまー!!」


ワシは、助手の“溝島みぞしま 伺勢しせい“の名を呼んだ。



……すると、

ドアが、そぉ~っと…開いた


「…ハァ、空耳か。びっくりしたぁー。

んっ…?おまえ、どっから入って来たんだ?」


なっ!…ワシを“おまえ“だと?!


「こらぁーー!!

ワシに向かって、なんちゅう口のきき方じゃ!」


…「うわぁぁぁ!!

ね、ねね、…猫が!…喋ったぁーー!!」




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