第3話 病魔

今、おかされている病気についてしか考えられません。

ニュースも音楽も絵も手芸も手に着かない。

買い物をしたいという気分にもなれません。

仕事は体に負担がかかり、泣きたくなるほど、自分を鼓舞できません。

2年前のCTから、今の病気にかかっていたのでした。

正確に言えば、その前から、息切れはしていました。

年のせいだと思っていた。

わたしは、そのほかにも病気をたくさん抱えています。

もう、闘病するのに疲れた。。。

でも、生きていたいから、頑張るしかないのですね。

まさか、自分がこの病気にかかるとは思ってもみませんでした。

わたしの悔いは恋愛らしい恋愛をしてこなかったことです。

それなりに、仲の良い恋に似た男友達はいましたが、タイミングが合わず、さよならしてしまった。

男の人に心から愛されたかった。

わたしの恋愛小説は想像の中でしか出来上がっていないのです。

きちんと、男の人に向き合いたかった。

これからは、たぶん、病気が進行していくのでしょう。

苦しみもがきの日々が待っていることと思います。

でも、恋に似た男友達がいたことでも、幸せだったのかなと思おうとします。

闘病、くじけたり、泣いたり、前向きになったりの繰り返しですが、これも運命なんですね。

頑張ります。

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