☆第4章(つづき)☆

*precious*(p1~)

第1話

「沙耶ちゃん、ちょっとデートしよっか♪」

 馨先輩たちと一緒に話してると、慶輔先輩と晃司先輩が来てにっこりと言われた。


「はい♪」



「キョウに言っときな?心配するから。」

「はぁい。」


 キョウちゃんは、冬馬先輩とか和磨先輩たちと話してた。



「キョウちゃん、慶輔先輩と晃司先輩とお散歩してくるね?」

「えっ?…あ、ああ。ケータイ持ってるよな?何かあったらすぐ電話しろよ」

「うん。」

「それから、慶輔が変な事言っても気にしないこと、」

「変なことって…??」

「たとえば、あーっと、」


「もういいだろ?沙耶ちゃん、早く行こ。」

「あ゙っ、慶輔!」

「はいはい、いってきまーす。」



 キョウちゃん、まだ何か言いたそうだけど…


「いってきまぁす☆」


 手を振ったら、振り返してくれた。

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