第6話 コンペイトウへの応援コメント
不思議な偶然の一致なのか。
それとも記憶があいまいなだけであの時の女の子なのか。
思い出は思い出にしてしまおう。
それだけ年を取ったということなんでしょうね。
本筋ではないですが、子供の言うことを聞かずに建替え計画を進める親の辺りの展開にぞわぞわしました。
作者からの返信
そういう結論になるにしても、もうちょっとしつこく追究してもよさそうなものですけど。
おっしゃるとおり、年を取った、ということですよね。
親って、話をきいているようで、また本人はきいてるつもりでも、じつはぜんぜん聞いてなかったり…とか、ありません?
ありがとうございます。
またよろしくお願いします。
第1話 「お屋敷」の少女への応援コメント
これは見てはいけないものを見てしまった?
「心地よい音楽がが」衍字になってます。
作者からの返信
衍字ご指摘ありがとうございます。
ほんとうに見てはいけないものなのか、ただそう思いこんでいるだけなのか、というところですね。
ありがとうございます。
あとがきへの応援コメント
決して交わるはずのなかった二つの人生が、一瞬だけ交差し、それはもはや奇跡と言ってもよくて、奇跡だからこそそのままの姿では現実世界に存在し続けることは難しいから消えてしまって、でもかすかに残響のように、ずっと美しく心に残るのだろうと思いました。
……何言ってるのかわかんないでしょう。でも感じたままを書いたらこうなりました。
チェレスタという楽器を私は知らなかったのでネットで検索して演奏を聞いてみました。ほんとうにきれい。天女が奏でる楽器のようです。
私も大学生の頃は東京に住んでいたんですよー。奥のほうでパーティをやっている雰囲気のお屋敷……あったんですね、現実にも。それはちょっと覗いてみたくなります。
また次のお話も楽しみにしてます!
作者からの返信
いえ。「かすかに残響のように、ずっと美しく心に残る」というおことばは、この物語のとてもエッセンス的なところを表現してくださっていると思いました。
奇跡だから、二度めに会ってはいけない。
でも、もし二度めに会ったとすると、それは奇跡ではなくなってしまう。
奇跡でなくなったら、どうなったか…?
チェレスタで弾くとほんとうに天にいってしまいそう、という感覚はわかっていただけたかな、と思います。
19世紀の末にできた楽器なので、20世紀になると使っている作曲家も増えるみたいですけど。
チェレスタ、200万円とかするんですけど(エレクトーンもハイエンド製品だと190万とか? このレベルだとほんとうにオルガン交響曲のソロをとってもだいじょうぶな感じがします)、いま調べてみたら、恐るべきことに木管楽器のファゴットのほうが高かったり…。
私が住んでいたのは、戦前の写真を見ると「これほんとに東京?」というような農村地帯だった場所です。行くところに行くと一部まだお屋敷っぽいところ(明治前からの名門とか)は残っているらしいですけど、私の住んでいたあたりはもう完全に都市の一部になってしまいました。
とはいうけど、その場所は、もう10年以上、行ってないですけど。
第5話 チェレスタ IIへの応援コメント
(深呼吸)
胸が苦しくなるような描写の連続に圧倒されました。やっぱりすごいなあと思いました。
作者からの返信
読んでくださいましてありがとうございます。
わりと想像力のかぎりを尽くして想像して描きましたので、こう言っていただけてたいへん嬉しいです。
地形変動で海没してナマコのすみかになってる、とかにしなくてよかったです。
ありがとうございます。
またよろしくお願いします。
第4話 幻聴かへの応援コメント
いやはや、今回も素晴らしいです……!
知識と経験を感じさせる深みのある文章、どこか幻想的でありながら細部が妙に鮮明な少年時代の記憶、子供の頃に大好きだった児童文学が大人向けになったような不思議な感覚を覚えます。
ラストまで読んでどう思うかは分かりませんが、自分的には少なくとも★2以上だと確信したので一旦2つ入れさせて頂きました。
引き続き楽しみにしております。
作者からの返信
ありがとうございます。
今回は、時間に沿った街の変化の描写を物語の中心の一つに据えよう、という意図で最初から書きました(その結果、一回分がふくらんで長くなってしまったのですが)。
私は大学に進学して東京のやや郊外に引っ越したのですが、その引っ越した街が、まだ古いお屋敷が残っている場所でした。たぶん、そこがまだ農村だったときの有力者の家だったのでしょう。
そんなことも思い出しながら書きました。
またよろしくお願いします。
あとがきへの応援コメント
ほんの一瞬、人生が交わるということって無数にあると思います。
2つの直線は1点でしか交わらないですし。
でも、人生はグネグネしていて、1点で交わったウネウネ線がまたふっと近寄ったけど交わらずに離れていったというところでしょうか?
不思議な余韻が残るお話でした。
作者からの返信
ほんとうに、「一瞬の交わり」って無数にあるんですよね。
そのなかのどれかが特別に記憶され、残って行く。
しかし、本人が特別なものとして記憶しているからといって、それが、ほんとうに特別なのか、とくに相手にとっても特別なのかどうかはわからない。
「不思議な余韻が残る」と言っていただけて、たいへん嬉しいです。
いずれ、「少女」の側の物語も書いてみたいと思っています。
ありがとうございました。