第16話
反射的にぐっと身体に力が入るのがわかった。
なんでかって、この人、堅気じゃない。
「...ここは、どこですか」
震えた声で出た声はか細い。
自分でも驚くくらい怯えていた。
またあの地獄に連れ戻される恐怖。
ここまで逃げてあたしはとうとう殺されてしまうかもしれない。
せめて殺すなら楽に殺してくれよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます