第49話

意識がもう半分以上ないあたしの耳にばたんとバスルームの扉の音が聞こえた






「…寝ちまったか」





「愛波……。俺は…」



隼人さん…?なに…?もう、眠くて聴こえないよ…。






隼人さんがあたしの背中にキスマークを付けたことは最後まで気付かなかった。

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