第41話
「…てめえ触んな。殺すぞ」
低く、地を這う様な声が背後から聞こえ思わず鳥肌が立った
「あ!??」
あたしの髪を触る男の腕は、誰かの手によって掴まれていて
あたしの目の前に座る千夏はビックリした顔で固まっていた
え…???
なに?誰?
そう思いながらナンパ男の顔を見ると、顔面蒼白になっている
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