第二章 彼女ができた俺、調子に乗りすぎたのでメイドになります 星!高評価!♡すぐにいますぐつけて!
幼馴染が彼女になったら誰だって調子に乗る
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怒涛の6連投1回目 二時間ごとに投稿します
幼馴染が彼女になりました。自慢がしたいです。でも誰にも言うことができない、だって彼女!との約束だから、もしかしたら俺は浮かれているかもしれない。まあ世界には匂わせ行為という忌嫌う最悪の行動がある。推しにやられたら最悪だが、多分大丈夫だろう。
紫乃と俺たちはラブラブであると思う。我慢ができないので俺のイラスト投稿アカウントに投稿する絵を男女コラボの絵を描こうと思う。授業中にノートのはしに描いているので量産できるはずだ。もちろん、彼女が可愛すぎでつらいとか書かないが。
早速『鏑木ミルク』とよくコラボしている、同じ会社の『不破剣星(ふわけんせい)のファンアートとノートのはじに描く。いい加減この人たち付き合ってしまえよと思うが、未だにてぇてぇが過ぎる。この絶妙な距離感が素晴らしい。
まあ本当に付き合った俺たちのほうが上なんだけどね。
早速、俺は彼女を喜ばせるためにもやらなくてはいけない足ドンしている『花宮すず』ちゃんを描き始める。
最初からいきなり全開で描くと背景で詰むのでどうにかあらかじめ詳細に決めておく。パンツがよく見えるように足を高く上げて描く。
どこまで正確に描こうか迷ったがまあんまり過激なパンツを履かせることはできない。
ちょっと大人の
パンツを描くことにした。
カリカリ描いているが俺の部屋である程度は描いておきたい、俺は集中するために、日課である配信をみることを少し停止した。勉強以外にこんなに真剣に描いているが、描けない。
困った、あれ…こんなにエッチなのにパンツも見えてるのに、えっちな姿になってるがいやかわいい。いける。
弱気になるな。まあ紫乃はもっとかわいいんだかな。
一応本体だけ描けたので俺は紫乃に見せることにした。通知を朝食を食べながら見ていると、紫乃から来ていることに気が付いた。
「今日は先に高校に行くわ」
「了解¡!愛してるぜ!紫乃」
ちょっとキザであっただろうか、まあ彼女にはこのくらいやった方がいいだろう。俺の姉はこういう時なんて言っていたが忘れたが、多分男からぐいぐい行けと言うだろう。
一人で学校に行った。今日は朝から雨が降っていた。ザーザー降っている。ここ最近雨なんて降ってなかったのに、仕方がなく傘を持って駅まで歩いて行った。
教室につくと紫乃はいなかったが、青波がいた。今日はギターをもっていなかった。
「あっかねっち、おはよう。今日は朝から雨でちょっと濡れちゃったよ、ギターも家に置いてきたし」
「おはよう、青波。俺にとってはこの雨も恵みの雨に見えるよ」
「まあ最近雨降ってなかったしね、昨日の配信見た?」
「ごめん、昨日は忙しくて見れてないよ」
「えっ何で見てないの?毎日欠かさずみてたのに」
「普通にいそがしくてさ」
「昨日の配信神回だったから絶対に見たほうがいいよ、弟が彼女ができたって実家から連絡がきた話なんだけど。切り抜き動画があがるかもから、元配信も見たほうがいいよ」
「ありがとう青波、俺絶対に見るよ」
ちょっと忙しくて見れなかったが昼休み…は忙しくて無理か。まあ家に帰ってから見るとするか。俺はせっかくなので青波に紫乃と付き合ったことをにおわせることにした。
一応スマホの画面の写真をこれまで俺は『ミルク』にしていたが俺はこの間とったギャルバージョンの紫乃にしておいたのだ。
「ちょっと『ミルク』の切り抜き動画が上がってるか確認するね。」
机に座っている青波さんの横にそっとよってスマホのホーム画面が見えるように無駄に時間をかけて、配信アプリを開く。残念だが青波さんの顔を見ていたが全然気づいていなかった。
「また私の手でも握りたいの?それともまだ紫乃とけんかしてるの?」
ちょっと距離感を間違えていたか、俺が青波ににやにやしながら匂わせていることがばれてしまったのか。
「いや、全然どんなことはなくてけんかもしてないよ」
「ふーん、そうなんだしてるんだ今日は紫乃も来てるから仲直りできるといいね。それともまた、私の
パンツみたいの?それとも私がかねっちのかわいいほっぺた叩いてもいい?」
まずい、なんかでまた青波のスイッチを入れてしまったらしい。周りに気をつかって暮れているのは嬉しい小声で俺にだけ聞えるように言われるとぞくぞくする。
紫乃ならどうせでっかい声で騒がしくしてるだろうし。これは静かになってもらうしかない。煽ってくる青波の唇にそっと指をあてた。きっと静かになるだろう。効果は抜群であった、過ぎた。
「かねっち…私の事どうしたいの?後ろみてごらん」
「金彦、ちょっといいかしら、青波と話したいの」
俺が振り返ると紫乃が鬼のような表情をしてこちら側を見ていた。どうやら俺はどこからか知らんが見られていたらしい。昨日付き合ったのに、俺いくら何でもまずい。どうにかして言い訳しなくては。
「いや、紫乃普通に楽しくお話してただけだぞ」
「その割には話だけではなかったような気がするんだけど…」
希望は打ち砕かれた、間違いなく俺がなにをしたか見られていた。俺は一瞬だけやったから他のクラスメイトには見られていないが、こんなに紫乃が近づいてたのに気づかなかったのは失態であった。結局この後昼休みに俺に話しかけてくることはなかった。
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