カルーアミルク
小柴茉莉華
はじめに
昨今、度々性犯罪が卑劣なニュースとして報道されていますが
このお話はコンプライアンスなどない
男尊女卑、女性の社会進出を認めていない時代の実話です
私はそのような社会がとても不思議でした
当時では珍しいフェミニストだったと思います
男性に負けるのがイヤでした
お茶を淹れる、お酒を注ぐのは女性の仕事
家事、掃除を女性がするのが当たり前
など
今では考えられないことです
許されないことです
現在、法が変わり不同意性交等罪となりました
時効も延びました
これから続くお話は被害に遭われた方にはイヤな過去をよみがえらせるきっかけ
ともなりかねませんので、ご注意ください
また、もしも!
このような手口で性犯罪を計画するような愚かな人間がいたら
絶対に許しません
性犯罪は死刑になってもいいと思います
どれだけ被害者は深く傷つくか
一生十字架を背負って生きていかなければならないのです
法に守られていなかった私、声をあげられなかった私、無力であった私
この話を書くことで私の心の中で未消化のままであるあの男を死刑にしてやります
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