第14話
一回切りになると思っていたが。
その後も、仕事で会う日は、夜、決まって雅也の店でお酒を飲んで、ホテル。
それが1年程、続いたんだ。
一也の依頼を受けたその期間だけだったけど。
私は、そんな、中途半端な関係嫌いじゃなかった。
期待したく無かったから。
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