感受性を鈍らせて

詩希 彩

2024/10/03/03:01

小さな世界で存在しない永遠を感じていたいんだ。

未来も永遠も存在しなくて良い。


ぷかぷかと曖昧な形で浮いていたいと思う。

分からないというのは美しいものだと思う。定まったものは何かを傷付け得るから。

わたしは曖昧でいたい。よくわからない生き物でいたい。穏やかに生きていたい。揺れながら生きていたい。それだけ。

だから人の話を聞いているのは好き。うんうん、ってひたすら頷くだけしか出来ないけれど。


必要なのは肯定ではなく受け入れること。そうなんだ、って。

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