第7話
そこからお酒を飲みながら話していくうちに敬語も取れ、うたくんと呼ぶようになっていた。
そしてたくさん話してうたくんのことをいろいろ知った。
私よりひとつ年上で21歳ということ
近くの大学の3年生だということ
お姉さんと妹がいること
このクラブには友達に連れられてたまに来ること
そしてうたくんは話すのも上手だし聞くのも上手だということ。
私は普段聞き役にまわることが多いのにうたくんと話していると自然とたくさん喋っていた。
それはきっとうたくんがとても楽しそうに私の話を聞いてくれたからだと思う。
楽しくてあっという間に時間は過ぎていった。
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