第42話

『で、いつなの?』



『素直に教えたくない…』



『えー、僕は教えたのに?』



『うっ、それ言われたらどうすることも出来ないじゃんか…』



『で、いつ?』



『…8日だよ』



『は?!もうすぐじゃん!欲しいのある?』



『ないよ?!気使わなくていいよ?!』



『気なんか使ってないけど…。無いのかぁ、じゃあ誕生日までに考えといて!』



『えぇ…、なんでもいいの?』



『いいよ?あ、でも、高いのはやめてね?金欠だから』



『ものじゃないよ。言うの恥ずかしいけど…』



『ものじゃない?なんだろ、』

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