高2 12月

第13話

Lucaとランクマに行くようになって私の生活は変わった。夜更かしはしないようになったしそのおかげで学校に遅刻しそうになることも無くなった。ランクマはマルチとは違って少しのミスが負けに繋がるからしっかり寝て備えないといけない。



かと言ってハーレム戦をやらなくなったわけじゃない。ランクマの時間は20時から22時まで。ハーレム戦はランクマが終わった22時から24時まで開いてる。2時間しか出来ないのにいつもの人達は来てくれる。そこにLucaもいるから嬉しい。



ぎりぎり登校じゃなくなった私を見て桃ちゃんは驚いてた。事情を説明したらちょっと困ったような何かを決意したような顔をしてたけど深くは聞けなかった。



「今日もやるんだぁ!るかくん凄いんだよ?」



なんてLucaの凄い所を語れば笑いながら頷いてくれる桃ちゃん。



「VCは繋がないの?VCあった方が連携取れるんじゃない?」



VCは2人して繋げないことも伝えた。繋いでなくても連携は取れてることも。私は自室にいつ誰が入ってくるか分からないから繋げない。私の家族みんな自由だから。Lucaの事情は分からないけど何かあるんだと思う。このゲームの事情がない人はVC繋いでる人がほとんど。



私も桃ちゃんも部活には入ってないからSHRが終わったらすぐ帰る。桃ちゃんはバイトで私はゲームの準備。終わるのが遅いから家に帰ったらすぐお風呂に入る。ゲームが終わったらすぐ寝れるように。ルンルン気分で帰り道を歩く。誰かと遊ぶ約束があるっていいな。

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