第2話レドガニア国境の空戦
「くそ、まだ来るか!」
ターニャ・デグレチャフを虜にするためロリヤの策謀によるレドガニアとの戦争。
このためにレドガニアは航空魔導士の全員を国境の部隊に充てていた。
そのため、帝国魔導士の部隊はかつてないほどの苦戦を強いられていた。
空戦魔導士の護衛部隊は観測手と引き離され拘束された。
全滅はないもののかつてない規模のレドガニアの航空魔導士に時間がかかり、ターニャ達観測手は48人の敵魔導士に攻撃されていた。
「大尉殿、こいつです」
ロリヤの指示通りレドガニア航空魔導士部隊はターニャを48人で包囲した。
だが、ターニャは演算宝珠を暴走させ気化術式を発動させた。
魔導士は大尉以外を除いて消滅した。
ターニャも重傷を負い墜落。
ロリヤの第一次お迎え計画はこうして失敗に終わった。
ロリヤ戦記 物見 @march611224voyage
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