第43話  増えていくお嫁さん





「さあリーチェ、覚悟して下さいね?」



 獲物に食らいつく捕食者の目でリーチェを睨み、一方的なレズレイプが始まった。



「ナ、ナターシャ...ゆるしtひゃん!///」



 リーチェの許し乞いを無視して乳首にしゃぶりつく。



「〜〜〜!!」



 そして股同士を重ねて動き、貝合わせでリーチェの性器を弄り回す。



「ん///ん!♡」



 最後に舌を絡ませてた濃厚なキスで口を塞ぎ、呼吸と止めて苦しめる。



「〜!ーーーー!!!」



 我慢の限界を迎えたリーチェは情け無い姿で絶頂を迎え、ベッドを大量の愛液で汚してしまう。



「ふう、ごちそうさま♡」



「次はアタシだよ♡」



 息継ぎをする間もなく、次の捕食者が襲ってくる。



「も、もうゆるひt あん///♡〜〜!!!」



「可愛い鳴き声♡」



 アデルはいきなり指でリーチェの性器を弄り回し、残りの愛液をかき出す。



「〜〜〜!」



「さ、ここからが本番だよ♡」



 そういうと今度は、性器の突起に触れて思いっきり擦り始める。



「ーーーーーーー!!!!」



 激しい刺激が身体中を巡り、全神経の信号と血の巡りが次第に速くなって奥から何かが込み上げてくる。



「〜〜〜〜!!!!」



 奥から込み上げてきたものが一気に噴き出し、再び絶頂する。



「可愛いよ、リーチェ♡」



 ぐったりとしているリーチェの口に舌を挿入れて、無理矢理キスをする。



「次は私だ!」



「も、もうらめぇ〜〜///」



 二人にイかされて体力の無いリーチェに、次の捕食者が容赦なく襲い始める。



「さて、うつ伏せになって貰おう」



「ん...」



 言われるがままうつ伏せになって、ぐったりと倒れる。



「〜〜〜!」



 今度はリーゼに背中の中心をなぞられ、これまでに無い刺激が走り始める。



「刺激には鮮度があってな、同じ場所を何度弄っても意味がないのだよ。

背中の中心、お尻、足の裏側、首筋、そして最後に耳だ、フ〜♡」



「ひゃん!!!」



 色んな場所の性感帯をなぞられ、最後は耳に息を吹きかけられる。



「さて、下拵えが済んだところでコイツを使う」



「そ、それって...」



 リーチェが前世で見たことのある物が、リーゼの手にあった。



「電動バイブ、それも私の錬金術で勇者のいた世界で販売されているヤツよりも強力なのを開発した」



「そ、そんな大きいの入らないよぉ...」(泣)



 涙目になって助けを乞うが、リーゼはそんなのお構い無しに奥まで挿入れる。



「ッツ!!!お、お腹が、苦しい///」



「ではスタートだ」



「ーーーーーーーーーーーー!!!!!!」



 これまで感じた事のない刺激で身悶え、酷く下品な喘ぎ声を部屋中に響かせる。



「最後にコイツだ」



 リーゼが次に取り出したのはそう、鞭だ。



パァッン!!!



 身悶えるリーチェのお尻を思いっきり叩いて、痛みで快感を増幅させる。



 いきなり激しい痛みを受けたリーチェはポロポロと涙を流し始める。



「ひっぐ、ひっぐ、ーーーーー!!!」



 最後に思いっきりお尻を叩かれ、三度目の絶頂を迎える。



 三人によるレズレイプが終わった後、リーチェは思いっきり泣き出してナターシャに慰められる。



「虐め過ぎましたね、ごめんなさい。

嫉妬心で貴方を傷つけてしまいました」



「酷いよみんな...ボクだって...そんな気はないのに...」



 泣きながら無実を訴え、ナターシャに抱きつく。



「ごめんねリーチェ、アタシと結婚したばかりなのにまたお嫁さんを増やされたから、嫉妬しちゃったんだ」



 アデルもナターシャに続いて謝罪する。



「その、なんだ、本当にすまない。

ここまでやるつもりは無かったんだ、お詫びに私もお前と添い遂げ、愛してやろう♡

それでチャラにしてくれないか?」



⦅結婚はする気だったんですね...⦆



「わかった...」



 リーゼの謝罪を受け入れ、結婚の申し出も承諾した。



 そして三日後、リーチェ達は激しいレズレイプで疲れきった身体を休め、リィラと合流して街の散策を再開する。



「ふー、酷い目に遭った」



⦅この前はお楽しみでしたね♪⦆



 いやもう一歩間違えたら一生モノのトラウマになってるよ。



⦅その割にリーチェ様もまんざらでは無さそうでしたよ?⦆



 ボクは攻めが好きなの!総受けなんて金輪際ゴメンだ!!!



「リーチェ、はいあーん♡」



「あ、あーん///」



 四人は喫茶店で優雅に寛ぎながらお茶とケーキの味を楽しむ。



「こちらではモンブランが有名です」



「美味しそー!」



 リィラのオススメで実食すると、これがまた美味しい。これも勇者が文明を広めてくれたお陰なのだろう、母国の味と遜色ない。



「そういえば、リーゼロッテ公爵様はどちらへ?」



「ご主人様でしたら...元老院の所です」



 元老院?前にアイが説明してたこの国の偉い人達?



⦅はい、この国の財政を担う者達です⦆





-錬金術学院都市エンデュミオン・賢者の塔-




 エンデュミオンにおいて財政を担う為政者達【元老院】。

リーゼは彼ら直属の部下である為、様々な権限が与えられており、国が進める研究開発の指導を行なっている。



「して、彼女が例の娘かね?」



「はい、各国で悪事を働くミッツェガルド王国の間者を無自覚ではありますが潰して回っています」



 リーゼの報告内容を見て難しい顔をする人間が一人いた。



「今のミッツェガルド王国は非常に危険だ。

国王の持つ求心力を以て民による崇拝心ミームを他国へ伝播させ、独裁政権の輪を世界中に広めようとしている」



 一人の発言、もとい【ブライアン元老長】の発言により他の元老院も意見を述べ始める。



「あぁ、故に我々はあの国との戦争の準備として兵器開発に着手していたのだが...あの娘によって王国の勢いに綻びが生じたのは嬉しい想定外だな」



「だが油断はしないことだ、いつまでもその小娘の快進撃が続くとも限らない。

ミッツェガルド王国との戦争に備えた兵器開発は予定通り行なっていく」



「だが今回の【勇者教】によるユリウス第一王子公開処刑、その原因が例の小娘だと知ったら全力で消しに掛かるだろう。

そうなってしまっては、せっかく生じた綻びも時間と共に修復される」



「そうなれば、いよいよミッツェガルド王国に我々の付け入る隙が無くなってしまう。

リーゼロッテ公爵、いや【君主ロード】、君はどうするのが賢明と考えるかな?なにしろこの話題は世界の命運が掛かってると言っても過言ではないからな...」



 最後の一人が、最終的判断を下す為の質問をリーゼに投げかける。



「今の彼女にとって必要なのは権力者による後ろ盾です」



「後ろ盾?報告では既に【勇者教】の聖女様と婚姻関係にあるとか...これ程の後ろ盾など然う然うあるまい。

それだけでは足りないと言うのかね?」



 リーゼの答えに疑問を感じた者が一人、答えと報告との矛盾を突いて質問する。



「宗教の後ろ盾は非常に強力です。ですがそれは相手が【勇者教】において聖女の権限でどうにか出来る相手に限られます」



「ふむ...確かにその通りだ。

多少の王族や小国の王程度なら聖女の権限が効く、最悪裁判で死刑にしてしまえるからな」



 多少横暴ではあるが、守るべきものが無事であれば倫理観に反していようと【元老院】である彼らは気にも留めないだろう。



「ですが相手が大国の王、もしくは皇帝だった場合如何でしょう?」



「!!!」



「そうなっては確かに目も当てられんな...。

君の意見は理解した、しかしどうするつもりだ?我々の誰かが例の娘を養女として迎えろとでも言うのかね?」



 正直そんな爆弾の様な娘など、誰も養女に迎えたがらないだろう。



「問題ありません、私が彼女と結婚致しますので」



「「「「「は?」」」」」



 予想外の回答にメンバー全員がキョトンとしてしまう。







⦅報告、ステータスを更新します。

お読み頂き、ありがとうございます⦆


名前:リーチェ

年齢:15歳

性別:女性

前世の名:邇弍芸ニニギ 乙葉オトハ

職業:冒険者

服装:春夏秋冬のコーデ

称号:【妖精騎士】

冒険者階位:アルティメットクラス

武器:【妖刀村雨】

加護:【アイとの交信】

   【天照大神の寵愛】

   【妖精騎士の証・風纏い】



名前:ナターシャ

年齢:22歳

性別:女性

職業:冒険者・暗殺者・【勇者教】の聖女

服装:聖女の修道服

資格:錬金術師一級・冒険調理師一級

称号:【導きの聖女】

隠れ称号:【麗しき爆乳聖女】

冒険者階位:アルティメットクラス

武器:【アダマスの大鎌】



名前:アデル

年齢:18歳

性別:女性

職業:冒険者・ビーストテイマー

服装:真夏のヘソ出しコーデ

称号:【最高に煌めく超新星】

隠れ称号:【セクシーな巨乳アイドル】

冒険者開位:ノーマルクラス

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