第5話
「俺、天野 涼太(アマノ リョウタ)
隣の席なんだ、よろしく!」
本当に爽やかに言い放った天野
「……古賀 誠也(コガ セイヤ)」
一応、応える様にこちらも名乗る
これで話しも終わるだろうと、また耳にイヤホンを着けて外を見る
心の中で、此処は面白そうだと思った
それと同時に口の端が上がっていた事を天野だけが知っていた
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