人間として人間くさい話をしようじゃないか。
望月おと
始まりの始まり
急に書きたくなった、エッセイ。それには、もちろん動機が存在する。あまりにも単純な動機。「俺の話を聞け~」みたいな強い信念は、毛頭ない。むしろ、【ロックスターに憧れてバンドを始める→楽器買う前に革ジャン買った】みたいなもの。
はい。動機はまさにそれで。
好きになったバンドマンがエッセイを書いていて、それを読んで「面白いな! かっこいいな! よし、書いてみっか!」で、書き始めた所存です。
人間なんて、こんなものじゃないですか? あれ、私だけかな?
──まぁ、いいや。
ザ・適当人間なので、話はどこかへ飛んでいくし、一貫性が皆無なため、読んでいる方の中には不快さを覚えることもあるかもしれませんが、作品の概要的なとこにも書いたけど、このエッセイを読むためには【スルースキル発動】が絶対条件なので、そこんとこヨロシクです。
なんでもそうだけど、スルーするのって結構大切だったりする。適当人間だと自分では思ってるんだけど、その反面、かなりの気にしいでもあって。真逆の性質が複雑に混ざり合って、私という者は構成されているのですよ。人間て面白いよねー!
スルーできないと、いい言葉も悪い言葉も全部飲み込んで、あれやこれや考えて、果てのない思想の宇宙を彷徨うことになる。彷徨うだけならまだいいが、真っ暗闇のブラックホールに自らドボンすることだってある。
ブラックホールにドボンは、正直ダメっすわ。だって、帰る術はないし、真っ暗闇で自分を見失ってるから、何をやっても当然うまくいくことなんてなくて。「あれ? おかしいな。前なら余裕で出来たのにな。なんで、どうして……」この無限ループ。
だからね、決めたんです。
全部を飲み込むことは、やめようって。それでも気にしいだから、視界に入る人間のこと気になっちゃうのよ。誰かが話してる内容を耳が勝手に拾って落ち込むこともある。でも、次の瞬間には忘れるようにしてる。(忘れられないことも多々ありますがね……)
忘れる努力は大事! 努力することが大事!
良い言葉だけ懐にしまって、嫌な言葉は道端に置いていく。良い言葉だけ集めたら、今度はそれを誰かにあげる。自分がもらって嬉しい言葉は、みんなももらって嬉しいはずだから。そうすると、今度はあげた人から、自分に良い言葉が返ってくる。はい、エンドレスハッピー!
こうやって、幸せの輪が広がれば、世の中みーんな幸せになるのにな。単純だけど、世の中うまくいってないとこみると、その単純なことすらできてないのかもしれないな。
お! 少しだけ、良いこと言えたかも……?
まぁ、考えすぎはよくないよって話。いただいた言葉を全部そのまま飲み込まない。良い言葉だけ集めましょう。そして、それを誰かにプレゼントしましょう。私を幸せにするのは私であり、目の前にいるあなた。
悪い言葉は口にしない。誰も幸せにはならない。そりゃ、イラっとすることもあるけどさ。その時は、自分の腕の見せ所。ユーモアたっぷりの面白さを君にあげよう。怒りなんて忘れるくらいの大笑いを一緒にしようじゃないか。
むちゃくちゃ脱線したけど、何かを始めるきっかけや理由なんて、何でもいいのよ。始めよう、やってみよう! トライトライ! で、始めたらいい。
アクションを起こすか起こさないか──それが、始まりの始まり。
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