前のエピソード――第3話　玄関の靴の並びは　縦/横どっち　(・・?

　びーる男爺さんは、会社勤めをしているころから、何かの集会とか会議などの開始時間には、損得勘定や早い者勝ちみたいな意味も含めて、最低でも10分前には着く姿勢で行動していました。どなたもそうだと思いますが、とにかく開始時間に遅れて、議事の進行を遅らせて周りに迷惑をかけたり、胡散臭い視線を浴びて恐縮するのがとにかく嫌であったのであります。

　ところがです、女性のみなさんは殆どこうなんだろうか？と思ってしまうのですが、お家の奥様は約束した時間に対して、ほぼほぼギリギリの出発かやや遅れ気味となるのが当たり前なのであります。とにかく「あなたと違って、お出かけ前は女にはしないといけないことがいろいろと沢山あるのよ～っ！」みたいな表情であります。

　そんなことは十分に分かっとるとですが、今やらんでもいいようなことをあれやこれやとしておるのです。事前に早めに済ませておくとか、帰って来てからすればいいのに？と感じてしまうのです。前日から予定は決まってるのでありますからして、も少し時間に余裕をもてないのかなぁ～。

”横道ソレタさん”　初登場

　二軒ほどお隣のお家が烏骨鶏を飼っておりまして、贅沢にも毎朝新鮮なとれたて卵を食しているそうであります。しかしです、朝もまだ暗い５時（冬時間）すぎころから「コ、コケ～コッコー～～、・・・」と鳴き始めるのであります。困ったもんですが、かく言う横道ソレタさん家も大昔の幼少時代にニワトリ🐓さんを飼ってたみたいで事情は分かるのですが、ちと朝が早すぎてぐっすり寝た～という感覚が薄れてしまってるとのこと。

　仕方ないと言え、まぁまぁ、若かりし頃は出発前からイライラしてしまい、奥様の安全運転にまで文句などを言ってしまっておりましたので、反省しとりますね～。

　今は何でもかんでもではありませんが、そこそこ見て見ぬふりや馬の耳に念仏？の体制で流しております（笑）

　可愛ゆい子孫を残してくれた奥様は、偉大な女神であり長生きしてもらわねば、と本心から思っとる次第です。嘘ではありません❣