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2024年12月23日 13:39
幸崎 亮様感想の投稿ありがとうございます。挙げられた疑問点については後々に明かされてはいく内容ではありますが、〝主人公の未熟さ故〟という作者の都合で片付けられる部分は多々あります。皇位については、無法地帯に安息の地が用意されているのはおかしいかと思い、排除する形となりました。これについて読者に不快感を与えることがあるとは思いもよらなかったです。あくまでフィクションではありますが、これで読者が離れるようでは本末転倒ですので、再考の余地があると思いました。引き続きよろしくお願いします。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。私自身、どうにか作中の情報のみでの考察を試みたのですが、私の未熟さのせいということもあって「作者の都合」という結論に行き着いてしまいました。非常に申し訳なく感じております。ただ、【まとめ】内でも述べておりますように、御作には先を読み進めたくなるに値する高い文章力と勢いがありますからね。私は感想を書くために一旦〝第一章〟で停止しましたが、本作を気に入った読者であれば、自身の疑問が解消される地点まで一気に読み進めるのではないかなと。そうなれば私が挙げた疑問の数々は些事と化しますからね。それでも序盤に「匂わせ」程度の一文があった方が良いのではないかとは考えますが。すべてを説明する必要はなく、雫玖との会話で少し触れたりなど。「理由があるんだな」と感じさせるだけで充分です。「今度は戦うことになるかも」と呟かせてみたり、それゆえに野良状態の時間が貴重であることを匂わせてみたりなどですね。皇位については、絶対不可侵の領域として残すべきですね。なぜ小国の日本が世界中からの尊敬を集めているのかと申しますと、「世界一長い歴史を持つ国だから」という理由もあります。そして皇位を失った時点で国の歴史は終了します。言い方を変えれば国の価値を失くします。いわば「ただの土地・ただの島」になってしまうわけです。そんな場所を命を賭けてまで欲しがる者などいないでしょう。ファンタジーである場合は、「和風」である意味を失くします。下地となっていたはずの文化と歴史を失うわけですからね。日本をベースにする意味がなく、雑なサムライとニンジャだけが出てくる洋モノと同義となります。日本へのリスペクトがなく、上辺だけをパクっているわけですから。幕府が「天下を取る」ことができたのは、朝廷の威光あってのことです。これは現代の内閣でも変わりません。天皇陛下から「国を治める権利」を貸与されているだけにすぎません。「日本」あるいは「日本をベース」とするならば、絶対に皇位は存続し続けるか「触れない」ことに徹するべきであると考えます。御作には熱心なファンがおられるようですし、間違いのない名作であると感じております。レビューを書いてくれるほどのファンなんて、滅多に得られるものではありませんからね。とても羨ましく感じております。次回の御作は『夢幻の灯火』を読ませていただく予定です。あちらも続きが気になっておりますからね。時間は空いてしまいますが、こちらも引き続き拝読させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
幸崎 亮様
感想の投稿ありがとうございます。
挙げられた疑問点については後々に明かされてはいく内容ではありますが、〝主人公の未熟さ故〟という作者の都合で片付けられる部分は多々あります。
皇位については、無法地帯に安息の地が用意されているのはおかしいかと思い、排除する形となりました。これについて読者に不快感を与えることがあるとは思いもよらなかったです。あくまでフィクションではありますが、これで読者が離れるようでは本末転倒ですので、再考の余地があると思いました。
引き続きよろしくお願いします。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。
私自身、どうにか作中の情報のみでの考察を試みたのですが、私の未熟さのせいということもあって「作者の都合」という結論に行き着いてしまいました。非常に申し訳なく感じております。
ただ、【まとめ】内でも述べておりますように、御作には先を読み進めたくなるに値する高い文章力と勢いがありますからね。私は感想を書くために一旦〝第一章〟で停止しましたが、本作を気に入った読者であれば、自身の疑問が解消される地点まで一気に読み進めるのではないかなと。そうなれば私が挙げた疑問の数々は些事と化しますからね。
それでも序盤に「匂わせ」程度の一文があった方が良いのではないかとは考えますが。すべてを説明する必要はなく、雫玖との会話で少し触れたりなど。「理由があるんだな」と感じさせるだけで充分です。「今度は戦うことになるかも」と呟かせてみたり、それゆえに野良状態の時間が貴重であることを匂わせてみたりなどですね。
皇位については、絶対不可侵の領域として残すべきですね。なぜ小国の日本が世界中からの尊敬を集めているのかと申しますと、「世界一長い歴史を持つ国だから」という理由もあります。そして皇位を失った時点で国の歴史は終了します。言い方を変えれば国の価値を失くします。いわば「ただの土地・ただの島」になってしまうわけです。そんな場所を命を賭けてまで欲しがる者などいないでしょう。
ファンタジーである場合は、「和風」である意味を失くします。下地となっていたはずの文化と歴史を失うわけですからね。日本をベースにする意味がなく、雑なサムライとニンジャだけが出てくる洋モノと同義となります。日本へのリスペクトがなく、上辺だけをパクっているわけですから。
幕府が「天下を取る」ことができたのは、朝廷の威光あってのことです。これは現代の内閣でも変わりません。天皇陛下から「国を治める権利」を貸与されているだけにすぎません。「日本」あるいは「日本をベース」とするならば、絶対に皇位は存続し続けるか「触れない」ことに徹するべきであると考えます。
御作には熱心なファンがおられるようですし、間違いのない名作であると感じております。レビューを書いてくれるほどのファンなんて、滅多に得られるものではありませんからね。とても羨ましく感じております。
次回の御作は『夢幻の灯火』を読ませていただく予定です。あちらも続きが気になっておりますからね。時間は空いてしまいますが、こちらも引き続き拝読させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。