ドアノブ

あなたを嫌いになる為に

僕は何をしたらいいんだろう

おもい浮かぶのは

その抑揚と耳に触れる癖


憎めないところが増える度

あなたに花を贈りたくなる

駆けるむず痒さ

思い通りに振る舞えない


かっこつけな自分が

視界にチラつく気がして

素直になれずに

無愛想になるけど

この難しさが

頬を見て伝わるかな

伝わらないといいな


この胸にドアノブを取り付けて

あなたに見せられたらいいのに

真っ直ぐなアイとラブユーが

あるはずだろうから


ぶつかり合う時に生まれてしまう

憎たらしさが嘘だとすぐバラして

真っ直ぐなアイとラブユーが

僕らにあると示して

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