第1話


「…かつて、京の街には一輪の花があった。



この街の悪は、全てその花によって成敗されていた。



そいつは、いつしか鬼の花…"鬼梗(ききょう)"と呼ばれ恐れられるようになった。




ある時"鬼梗"は姿を晦ました。



もう帰っては来ないのかもしれない。



そこで、お前達に"鬼梗"に代わって京の街を守ってもらいたい。


…よろしく頼んだよ。」

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