タイトル[まさか地球が粉微塵になるとは思わなかった]

絶望を超越するもの

タイトル[まさか地球が粉微塵になるとは思わなかった]

宇宙空間に二人の人間が漂っていた。


「いやしかし生贄の少女を助けたら地球が粉々になるとはな

なんだかんだ崩壊した世界でサバイバル出来る程度だと思っていたんだが」


「こうして地球が粉微塵になって結局助けた

生贄の少女も100億の人類と共に消え去ってしまったな」


「まあ上位者に逆らったから仕方ないこととは言え

今回の案件はそんなにもデカくないと思ったんだけれどな?」


「間違った選択をしてしまったな」


「それで何で今回そんな間違った選択をしてしまったと思う?」


「生贄の少女に対して関わり過ぎたからじゃないのか?」


「情が移りすぎたかな?」


「それ以外だとあのよくわからないか

古文書が事故によって消失したからじゃないか?」


「あれは本当に痛かったかな、おそらくあれに真実が載っていたのにな」


「まああれは本当にただの事故以外の

何者でもないから仕方がないんだけれどな」


「結構簡単だったのに何故この規模なんだろうな?」


「偶然上手くいったんでしょうかね?」


「そうは思えないんだけれどな?」


そう二人は別の星を救う為に別の星に向かいながら話を続けた。

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