第40話

「今日は実践だよ」


「トレーニングじゃないの!?」


「私が相手」


急にげっそりしだした2人。


「一時間後だよ。手合わせしといて」


一目散に部屋を駆け抜けていった。

私も2人に続いてトレーニング専用の部屋に向かう。


2人の部屋からそんなに離れていないからあっという間に着く。

扉を開ければ中にはもう練習している人達が数人いる。


「凛寧さん!今日はお願いします!」


「凛寧さんおはようございます!」


「だーっ!おめぇら喋ってねぇでやれやぁぁ!」


ダンベルを持ち上げながら叫ぶ利人。

それに対して藍人は黙々と鍛錬…

利人は熱くなりすぎてしまうんだ。

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