第6話

「愛羅…?…愛羅!」


ショコラッティーに呼ばれて、ハッとした。


突然の告白に思考が何処かに行っていた…。


「…突然、ごめんなさい。告白して…でも、愛羅への気持ちに嘘はないし、元気になって欲しくて…」


…驚いた…けれど、ショコラッティーの気持ちが嬉しかった。


ショコラッティーが出してくれた、ブラウニーを口に運ぶ。


「…濃厚で、甘くて美味しい…」


「元気な時も…そうじゃない時も…いつも側にいてくれた…」


私は、気付くとショコラッティーを優しく抱き締めていた。

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